ワルツのように
こんなときが あったりしない?
目が覚めたら 知らない誰かで
何もかもが 手に入るよ
だけど全て 本当に欲しいの?


いつかはさ 忘れちゃうの
ぬくもりも 消えてくわ
でもなぜだか 悲しくなるんだ
涙は出ない だけど泣いていたよ


ほら手と手が 触れ合ったら
三拍子の 世界生まれるから
あと少しだけ 近づいてもいい?
眠りの街 染まってゆくわ

君の望むものを たった一つだけ
差し出せたら 世界のこんな一握りの
悲しみを すくい取る術さえ
知らない 僕は


さよならは 言わないわ
甘い嘘は 悲しいよ
だってもしも夢で 会えてしまったら
もう覚めた 日々などに興味はないよ

なぜいつも こんな風に
せつなさだけ 残っているの
消えてくものに 意味はあるのかな
ある事にして そしたらワルツでも踊りましょう

全て嘘よ こんな気持ち
踊るにはちょうどいいわ